使いやすさと心地良さを生み出す画面作り
魅力的で使いやすいWebサイトやアプリケーションは、私たちにまた使いたいと思わせてくれます。文字の大きさや色合い、ボタンの配置、ページの切り替わりのスムーズさ。こうしたユーザーが直接見て触れる部分のデザインや操作感を作り上げるのが、フロントエンドと呼ばれる技術分野です。
フロントエンドを担当するエンジニアは、デザイナーが作成したデザイン案をもとにWebブラウザ上で実際に機能する画面を構築していきます。たとえば、「ボタンを押したらメニューが表示される」「入力フォームに文字を入れたら候補が表示される」といった、ユーザーの操作に対する反応を一つ一つプログラムで実現するのが仕事です。
こうした役割は、レストランでいうところのホールスタッフや内装の設計者に似ているかもしれません。どんなに美味しい料理(便利な機能)があっても、お店の雰囲気が悪かったり、店員の対応がスムーズでなかったりするとお客さんは満足できないものです。そこでユーザーがストレスなく直感的にサービスを使えるように、いわば最高のおもてなしを技術で実現する専門家がフロントエンドエンジニアとなります。
そのためには、プログラミングの技術はもちろんのこと、どうすればユーザーが心地良く感じるかを考える視点や、デザイナーの意図を正確に汲み取るコミュニケーション能力も求められるでしょう。サービスの第一印象と満足度を左右する、非常にクリエイティブでやりがいのある仕事だと言えます。